嫁いびりのすぎる母にとうとうブチ切れた。
再三伝えていたにも関わらず、何も変わらないどころが徐々にひどくなり、板挟み状態の私のストレスは限界だった。
母は相当ショックを受けたようだ。なんせ子供の頃は「反抗期がなかった」私が豹変しているのだから。
今回、この怒りを見せてから、大きな距離感が生まれ、良い意味ではない干渉しない関係となった気がする。
中間管理職として板挟みを経験してきているものの、ストレスがあればそのストレスに対して怒りが滲みでたり、急騰してしまうもの。
でも、何も変わらないどころか良い変化を生まないことに少し感じ始めている。
今回は怒っても仕方がない理由をまとめてみる。
なぜ怒るのか
安藤俊介さんの「アンガーマネジメント見るだけノート」を読んでみた。
目に止まったのは、
- 怒りは自分を守るための感情
- 怒りで相手に伝えることはできるが、相手をコントロールできない
- 自分の主観を押し付ける相手に過剰反応しない
というところ。
この書籍、同居し始めにどうしたら良いのかと購入したのだが、当時はストレスすぎてあまり読まなかった。「6秒待てば怒りは静まる」とか完全に否定していた。笑
今になって少し大人になったのか、頭に入ってくるようになった。
簡単に読める内容ではあるので怒りで悩んでいる人にはぜひオススメです。
怒りについて説く著名人
youtubeのある動画で「怒りは相手の思うツボ」というワードが耳に残っている。
相手は怒らせようとしているのにそれに合わせて怒っていたら思うツボだ、笑ってスルーするぐらいが良い。感情的にならずにスルーして対応すれば良い、と。
それを聞いてから、何気ない母の一言一言に反応しないようになれたのが大きかった。
自分自身、何かに影響して行動が変わることが大きいようなので、怒りについて説いている著名人についてchat GPTさんに聞いてみた。
孫子(『孫子』)
「彼をして怒らしむべくすれば怒る」=敵を怒らせられるなら怒らせて主導権を握れ、という話。
つまり逆に言うと「こっちが怒ったら相手の戦術にハマってる」ってこと。
“怒り”はコントロールされる側の感情で、戦略ではない。
マキャベリ
『君主論』で一貫してるのは「感情的になるな、計算しろ」。
恨みや怒りで動くと必ず反撃を食らうから、あくまで“印象としての厳しさ”を出せ、と言っている。
つまり「ムカついたからやり返す」は一番ダサい君主のやり方。
デール・カーネギー
『人を動かす』のラインは「批判・怒りは相手を防御モードにするだけ」って理屈。
相手がこっちを感情的にさせられてる時点で主導権を取られてる、という発想は近い。
“冷静に扱われると人は負けを感じる”って心理もこの文脈。
ガンジー
非暴力で有名なガンジー。「挑発に乗らないことで、相手の正当性を剥がす」って戦術。
相手が怒らせようとしてるときに怒ると、向こうの“物語”に乗っかるから負ける、という構造はまさにそれになる。
様々な偉人さんがいますが、その時の感情に身を任せて怒ってはいけない、ということがよくわかる。
相手が怒らせようとしているかいないかはわからないけれど、自分のような内向的な人間は他者に対して疑いの目でみがちなので、だからこそすぐに隠した刃をすぐに振りかざすことはせずに相手の意図をふかぼったり、どういう感情かを知る行動を心がけたい。
まとめ
家庭という身近な存在だと怒りはすぐに表面的になりやすく、職場のような環境だと我慢していたな、としみじみ感じました。家庭も職場も板挟みになりやすい人は大きなストレスに晒されやすい。
だからこそ以下のポイントを心がけて冷静に対応できるようになりたいです。
- 相手の言葉にいちいち反応しない。
- 冷静な状態でいられるように自分の心身を健康にしておく。
- もし怒るなら、何のため(目的)に怒る(伝える)のかを明確にする。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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