【2025年のドジャースの課題に学ぶ】中間管理職が活かせる5つのポイント

大谷翔平がメジャーで活躍してからドジャースの試合をよく結果や試合の流れを見るようになりました。
しかし、2025年のロサンゼルス・ドジャースは、スター選手を擁しながらも安定した成績を残せていません。その要因には中継ぎ投手の不安定さや怪我人の続出、そして集中力を欠いた試合運びが挙げられます。これは一見すると野球だけの話に思えますが、実は私たち中間管理職が直面する「組織運営の難しさ」と驚くほど重なります。

本記事では、ドジャースの状況を振り返りながら、管理職として活かせる教訓を整理してみます。

ドジャースの2025年シーズン ― 不安定なブルペンと相次ぐ離脱

2025年9月1日現在、ドジャースは苦しい戦いを強いられています。主力の不調や、リリーフ陣の柱が次々と故障で離脱し、代役を立てても安定感を欠く。勝ち試合を落とす場面が続き、監督は「集中力が欠けていた」とコメントするほど。オフの補強やシーズン中のトレードで対策を打ったものの、これからポストシーズを控えた中で課題を抱えたままのシーズンとなっています。


管理職が活かせる5つのポイント

ドジャースのチーム状況から私が中間管理職として感じたポイントは5つあります。

1. 想定外の離脱を前提に体制を組む
主力の離脱は避けられない。いつ退職するかわからない。
人員計画では「誰が抜けても業務が回る」仕組みを持つことが肝心です。

2. 役割を曖昧にしない
9回を誰が投げるかがはっきりしないとチームは混乱する。
職場でも「誰が最終責任者か」を明確にしておくことが成果の安定につながります。

コロナ禍により、誰が休むかわからない状況の中で業務の工夫の一つに「誰でもできるように」と様々な業務が行える業務体制になった組織もあるのではないでしょうか。
属人化解消につながるものの、責任を誰が持つのかが曖昧になります。さらに、専門性や質が低下したのではないかと私自身、経験して感じています。

3. 成果で評価する公平性
監督が「結果で起用を決める」と示したように、感情ではなく成果やデータを基準に評価することで、チーム全体の集中力を引き出せます。

「なんとなく」よりはデータを見て決めることは相手も理解できますよね。

4. 失敗のパターンを分析して封じる
野球では四球や同じ失敗が繰り返される。職場でも同じように失敗の“トリガー”を特定し、仕組みで防止することが必要です。
何度も同じことの繰り返しではなく、次どうするのかが大事になります。

5. 即戦力と育成のバランスをとる
短期的な補強に頼るだけでなく、若手の育成も並行して進める。組織が持続的に力を発揮するためには、この両輪が欠かせません。
この両輪を上手く動かすのが難しいんですけどね…。


おわりに

2025年のドジャースの不安定さは、職場のマネジメント課題にも似ていて活用できそうと感じました。人材の不在、役割の曖昧さ、評価の不公平、繰り返す失敗、育成と即戦力のバランス。どれも中間管理職が日常的に向き合う現実です。

普段のちょっとした場面を違う視点で見てみると、日々のマネジメントも少し違った目線で取り組めるのではないでしょうか。

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