帰宅しても仕事のことが頭から離れない——そういう時期が長かった。食事中も、風呂の中でも、寝る前も、明日の業務のことを考えている。休んでいるようで、全然休めていない。これを変えたのは、「やめること」を決めたからだ。何かを始めるより、何かをやめる方が効果が出やすい。
この記事の目次
やめたこと① 帰宅後のメールチェック
これが一番大きかった。帰宅後にメールを確認すると、頭が自動的に「仕事モード」に切り替わる。たとえ返信しなくても、内容が頭に入ってきた瞬間から仕事は始まっている。
緊急の連絡は電話でくる。メールは翌朝確認する——これをルールにした。最初は不安だったけど、実際には何も困らなかった。緊急なのに電話しない人はいない。
やめたこと② 寝る前に「明日やること」リストを作る
寝る前に翌日の準備をすることが、かえって眠りを妨げていた。布団の中で「あれもやらなきゃ」と考え始めると止まらない。今は退勤前に5分で翌日のリストを作る。「今日の終わり」と「明日の始まり」を職場で完結させる。
やめたこと③ 職場の人間関係を家で反芻する
あの人がこう言った、今日のあれはどういう意味だった——こういう反芻が、最もエネルギーを消耗させる。しかも答えが出ない。「職場のことは職場で考える」というルールを作った。家でそれを考えそうになったら、別のことに意識を向ける。
完全にオフにしなくてもいい
完全には無理でも、7割くらいオフにできれば十分だと思っている。大事なのは「家にいる時間を、仕事から少し切り離す仕組みを作る」こと。意識と行動を少しずつ変えていくことは、誰にでもできる。