医療・介護から転職を考えたとき、私が最初にしたこと

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「転職したい」と思ったのは、何度もある。現場が辛いからとか、人間関係が嫌だからとか、そういうネガティブな理由だけじゃなく、「もっと違うことができるかもしれない」という感覚も含めて。でも実際に動いた回数は多くない。それにはちゃんと理由がある。

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「転職したい」の中身を分解する

転職を考えるとき、最初にやったのはこれだ。「今の不満は転職で解決するか?」を確認すること。

人間関係が嫌なのに転職しても、人間関係の問題はどこでも起きる。職場の文化が嫌なのに、似た業界に行っても文化は変わらない。転職は「今いる場所からの逃げ」にもなるし、「次の場所への戦略的な移動」にもなる。この2つは全然違う。逃げが悪いとは言わない。でも、逃げた先でまた同じことが起きると消耗する。

14年現場にいて見えてきたこと

医療・介護の現場には、独特のキャリアの行き詰まり感がある。専門職としての技術は身につく。でも「管理職」「専門職」の二択みたいな構造があって、どちらでもない自分の可能性が見えにくくなる。

現場での経験は本物だ。患者・利用者との関わり、チームのマネジメント、多職種連携——これは外では「コミュニケーション能力」「調整力」「危機管理能力」として評価される。でも自分ではなかなかそう見えない。それが問題だ。

最初の一歩は「棚卸し」から

転職活動を始める前に、自分が持っているものを書き出す。何年、どんな仕事をしてきたか。その中で「得意だった」と感じる場面。逆に「苦手だった」「消耗した」場面。職場以外でやっていること、興味があること。

これを書き出すだけで、転職先の方向性がかなり絞れる。求人票を先に見るのは、答えを見てから問題を作るようなものだと思っている。

動くなら在職中がいい

転職は在職中に動いたほうがいい。理由は単純で、精神的な余裕が違う。追い詰められた状態で選ぶ転職先は、条件面だけで決めやすくなる。余裕があるときは「自分に合うか」を軸にできる。辛くて仕方ない状況なら話は別だ。でも、まだ続けられるなら、動くのは在職中の方が選択肢が広い。

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