「読書したいけど時間がない」
「買った本が積み上がっている」
「読んでも内容が頭に残らない」
忙しい社会人にとって、読書はどこか「できていない自分への後ろめたさ」のタネになりやすい。でも読書は趣味であり、学習手段だ。義務にする必要はない。
今回は、私が実際に続けられるようになった「忙しい人のリアルな読書術」を書いてみる。
「全部読まなければ」をやめる
まず、「本は最初から最後まで読まなければ」という思い込みを手放す。
目次を見て、自分が知りたい章だけ読む。読んでいて関係ないと思ったページは飛ばす。面白くない本は途中でやめる。
本を読むのは著者のためじゃない。自分の成長や仕事のためだ。必要なものだけ取れれば、1冊読み終わる必要はない。
「スキマ読書」を習慣にする
まとまった読書時間を確保しようとすると、なかなか続かない。
代わりに「スキマ読書」を習慣にする。通勤電車の中、昼休みの10分、寝る前の5分——これだけで1日15〜20分確保できる。月に換算すると5〜10時間だ。
電子書籍アプリをスマホに入れておくと、隙間で読みやすい。紙の本でも「バッグに一冊入れておく」習慣だけで変わる。
「読んだら使う」で定着させる
読書の最大の問題は「読んでも忘れる」ことだ。でも、これは「忘れないための仕組み」を作ることで改善できる。
最も簡単な方法が「読んだらすぐ誰かに話す」だ。同僚に「こんな本読んで、こんなことが書いてあったんですよ」と話すだけで、記憶の定着が大きく変わる。
話す相手がいなければ、手帳に3行だけメモする。「何を読んだか」「一番残ったこと」「仕事や生活でどう使えるか」——この3つを書くだけでいい。
「読みたいものを読む」が続く理由
「読むべき本」より「読みたい本」を優先した方が、長続きする。
ビジネス書が続かないなら小説でもいい。小説を読む習慣が「読むことそのもの」への親しみを作る。そこから「ちょっと仕事の本も読んでみよう」という流れになることもある。
読書は「たくさん読むこと」より「続けること」が大事だ。月に1冊でも、1年続けると12冊になる。焦らずコツコツが、最終的には最も多くの本と出会える方法だと私は思っている。
※この記事は個人の経験と見解に基づくものです。