医療介護職の職務経歴書の書き方——転職で強みを正しく伝えるための記載のコツ

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医療介護職の転職活動で、多くの人が苦手とするのが「職務経歴書」だ。

「毎日業務をこなしてきただけで、特別な実績なんてない」「どう書けばいいかわからない」——そういう声をよく聞く。でも、現場の経験は確かな強みだ。ただ「書き方」を知らないだけで、伝わらないことが多い。

この記事の目次

職務経歴書で伝えるべき3つのこと

①何をやってきたか(業務内容)

担当業務、対象者の特徴、関わってきた疾患や障害の種類、チームでの役割など。「リハビリ病院で入院患者20名を担当」「特養でフロアリーダーとして10名のチームを統括」など、具体的な数字や規模を入れると伝わりやすい。

②どんな成果を出したか(実績)

「業務改善して〇〇が△△になった」「教育担当として新人の定着率が上がった」など。数字にならないものでも「患者からの感謝の声が増えた」「チームの残業が減った」のように事実で示す。

③何を学んだか(スキル・強み)

単なる業務説明で終わらず、「そこから自分が何を得たか」を書くことで、採用担当者に「この人は自分の経験を言語化できる人だ」という印象を与えられる。

医療介護職が使いやすい「STAR法」

実績を書くときに使いやすいフレームワークが「STAR法」だ。

S(Situation)——どんな状況だったか。「スタッフの定着率が低く、毎年2〜3名が退職していた」

T(Task)——自分の役割・課題は何か。「フロアリーダーとして、スタッフの離職防止を任された」

A(Action)——何をしたか。「月1回の個別面談を導入し、業務上の悩みを早期に把握・対処した」

R(Result)——結果はどうなったか。「翌年の退職者がゼロになり、チームの雰囲気も改善された」

このフレームに当てはめると、現場の経験が「伝わる実績」に変わる。

医療介護職の「見えにくい強み」を言語化する

医療介護職には、当たり前すぎて気づかない強みがある。

・多職種連携(医師・看護師・介護士・SW・PTなどとの協働経験)
・緊急時の冷静な判断力
・多様な価値観・背景を持つ人への傾聴・対応力
・記録・報告・連絡の習慣化
・感情労働の経験(怒り・悲しみを受け止める力)

これらを「職種特有の強み」として言語化すると、異業種転職の際にも説得力が出る。

「なぜ転職するのか」は正直に書く

職務経歴書の「志望動機」や面接での転職理由は、ネガティブな事実をそのまま書く必要はないが、「嘘をつかない」ことが大切だ。

「人間関係が嫌だった」は「チームの連携を大切にした環境で働きたい」に。「給与が低かった」は「自分の貢献に見合った評価を得られる環境を求めて」に置き換える。

現場で積み重ねてきた経験は本物だ。それを正しく言語化することが、転職活動での最大の武器になる。


※この記事は個人の経験と見解に基づくものです。転職活動の状況は個人によって異なります。

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