頭の中がごちゃごちゃしている、と感じる日がある。
抱えている問題が多すぎて、どこから考えればいいか分からない。誰かに相談したいけど、何を相談すればいいかも整理できていない。そんな状態が続いていた時期に、「書くこと」を始めた。
ノートに書くだけ。スマホのメモに書くだけ。それだけで頭の中が整理されていく経験をしてから、「書く」という習慣の力を改めて感じている。
「書くこと」が思考を整理する仕組み
頭の中にある考えは、言語化されるまで「感覚」として漂っている。複数の問題が混ざり合って、堂々巡りになりやすい。
書くことで、頭の中の「感覚」が「言葉」になる。言葉になった瞬間に、「これとこれは別の問題だ」「今一番気になっているのはここだ」という分類が自然に起きる。
書いた内容を見返すことで、自分の考えを「外側から観察」できる。自分の感情に飲み込まれず、少し距離をおいて状況を見られるようになる。
管理職が「書く」ことで得られるもの
感情の整理
「なぜこんなに消耗しているのか」が分からないとき、書き出すことで「今日これが嫌だった」「この人のこの一言が引っかかっている」という具体的な感情が見えてくる。見えると、処理しやすくなる。
問題の優先順位づけ
「やることが多すぎて手がつかない」状態のとき、全部書き出すだけで頭の中が軽くなる。紙の上に出してから「今日やること」「今週やること」「誰かに任せること」と分けると、動きやすくなる。
気づきの蓄積
日々の小さな気づき——「部下のこの反応はなぜだろう」「あの場面でうまくいったのはなぜか」——を書き残すことで、後から振り返ったときに「パターン」が見えてくる。それが管理職としての学びになる。
「うまく書けない」を気にしない
「書こうと思っても何を書けばいいか分からない」という人がいる。書き方に決まりはない。
「今日気になったこと」「今日しんどかったこと」「今日よかったこと」——この3つのどれか一つを、3行でいい。文章でなくても、箇条書きでも、一言でもいい。
「うまく書こう」としないことが続けるコツだ。誰かに見せるものではないから、乱雑でいい。正直であることだけが条件だ。
「書くこと」がnoteやブログへつながる
日々「書くこと」を続けていると、自然と「これは誰かに伝えたい」という気持ちが生まれてくることがある。
自分の経験や気づきを言語化する習慣は、外に向けた発信の土台にもなる。「書く」が「伝える」につながったとき、その言葉は体験から生まれているから、読む人にリアルに届く。
まず自分のために書くことから始めてみてほしい。
※この記事は個人の経験と見解に基づくものです。