「好きな仕事」と「得意な仕事」が違うとき——どちらを選ぶべきか

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「好きなことを仕事にしよう」という言葉を、ずっと信じてきた。

でも現実の仕事の中で、「好きだけど苦手なこと」と「好きじゃないけど得意なこと」が存在することに気づいてから、少しだけ混乱した。どちらを選べばいいのか。

この問いに向き合ってきた経験を、今日は書いてみたい。

この記事の目次

「好き」と「得意」はなぜずれるのか

「好き」は感情だ。やっていて楽しい、引き込まれる、時間を忘れる——そういう感覚。

「得意」はスキルだ。結果が出る、周りに評価される、負荷が少ない——そういう実績。

この二つがずれるのは当然で、「好き」だから練習してきたわけでもないし、「得意」になったものを好きになるとは限らない。

私の場合、「人と深く話すこと」が好きだ。でも実際のマネジメント業務では、「数字の整理」や「資料作成」の方が周りから評価されることが多かった。好きと得意が見事にずれていた。

「得意」を活かすことの現実的な強さ

仕事として安定させるなら、「得意」の方が現実的だ。

得意なことは、成果を出しやすい。成果が出ると評価される。評価されると自信がつく。自信がつくと、その仕事がだんだん好きになることもある。

「得意なことをやっているうちに好きになる」というルートは、意外と多くの人が経験している。

また、得意なことは「ストレスが少ない」という利点もある。仕事でのエネルギー消耗が減ると、プライベートや自己成長にまわせるエネルギーが増える。

「好き」を手放さないための工夫

だからといって「好きなことを仕事にする夢を諦めろ」とは言いたくない。

私が気づいたのは、「好きと得意は、メインとサブで共存できる」ということだ。

本業では得意を活かして安定した収入と評価を得る。その傍らで、好きなことを「副業」「趣味」「週末の活動」として続ける。そうすることで、好きなことへの情熱を保ちながら、生活の安定も守れる。

noteやブログでの発信も、私にとってはそれに近い。「書くこと」「伝えること」が好きで、本業とは別に続けている。本業の経験が書くネタになり、書くことで本業の気づきが深まる——そういう好循環が生まれている。

どちらを選ぶかより、どう組み合わせるか

「好きか得意か」は二択で考えなくていい。

短期的には得意を活かして成果を出し、長期的には好きを育てる。今の仕事の中に好きな要素を見つけ、好きな仕事に得意を持ち込む。

「好きと得意が完全に一致している人」は、実はそれほど多くない。多くの人は、組み合わせながら自分の仕事人生を作っている。それでいいと、私は今は思っている。


※この記事は個人の経験と見解に基づくものです。

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